
【山形】季節を感じるピクルス"beni."【伝統野菜】

「beni.」は山形県の県花である「紅花」をシンボルにしたピクルスブランドです。山形の伝統的な在来野菜に工夫を凝らし四季を感じられるピクルスを販売しています。運営を務める株式会社まんまーる代表の松本さんにお話を伺いしました。
伝統を未来につなげるピクルス
――在来野菜とはどんなものですか?
松本:在来野菜とは、特定の地域にしかない野菜で、何代も前から作られているものですね!
分かりやすところでは、京都の伝統野菜も在来野菜にあたります。
山形は全国有数の地域で、在来野菜の種類が豊富なんです。
――山形の伝統が代々受け継がれているのですね!
松本:いわば地域の「ご当地野菜」なので、、知名度はそれほどありませんが個性的な野菜があります。
どれも四季ごとに旬があるので、収穫時期は短いものが多いんですよね。
ピクルスを作り始める前は生鮮のまま、お野菜を届ける事業を行っていましたが、購入される方の多くは40代以上のお客様でした。
見た目や味が個性的なお野菜は普段料理をされない方には受け入れ
――そうですよね、HPにある「在来野菜を未来の世代へ」という言葉が印象的でした。
松本:はい、在来野菜の持つ伝統を伝えるためにも老若男女に届けたい想いがあります。
そこで、誰でも気軽に在来野菜を手に取っていただけるようにピクルスでの販売を始めました。
若い方にも手に取っていただけるよう、
"見た目”にもこだわったオシャレなピクルス
――どれもおしゃれですよね。インスタ映えを意識されていますか?
松本:まさしくインスタ映えを狙っています(笑)
もちろん、インスタグラムに限らず、商品の見せかたにこだわっています!
農家さんから頂いたお野菜が、より素敵なピクルスになるよう瓶詰め作業から工夫をしています。
瓶詰めは全て手作業で、
味が評価されるのは買ってからなので、まずは多くの人が手にとっていただけるような工夫をしているんです。
最も美味しい瞬間を届けたい
――想いの込もった素敵なアイデアですね!では「beni.」の特徴を教えてください。
松本:「beni.」は野菜ごとにピクルス液を変えて手作りしています。
市販のものですと、ピクルス液は1種類で中の野菜だけ変えている
添加物なども一切使っていませんので、素材本来のおいしさを感じていただけるピクルスになっています。
季節限定物も合わせると年間30種類ほど製造していますので、様々なピクルスを楽しんでほしいと思っています。
――ピクルス液の配合で苦労したことはありましたか?
松本:その素材にとってベストな配合にたどり着くまで、毎度研究を重ねています。
20種類以上の試作品を作ってようやく決まったピクルスもありましたね!
やはり、味にもこだわりを置いていますので毎年配合を変えて、アップデートも続けていますよ。
――素材にもこだわりがあるとお聞きしています。
松本:はい、何より旬や鮮度にこだわって素材を選んでいます。
業者さんの中には売れ残りの野菜をピクルスにして販売していると
生鮮の宅配にも関わっていた経験を活かして、素材ごとにベストなシーズンを見極めてピクルスにしています。
”最も美味しい瞬間を届ける”ことにこだわって製造しているんです。
人気No,1の「マッシュルームピクルス」
――オススメの食べ方はありますか?
松本:「お皿に盛るだけで美味しく食べられる」ことを大事にしているため、そのまま食べていただけるように作っています!
また、アレンジの1つにピクルス液を活用したものがありますね!
例えば、ピクルス液にお肉を漬け込んで焼くだけで、
フルーツのピクルス液なら、炭酸水はもちろん、ビールや焼酎と割って飲まれるお客様もいらっしゃいますね!
これらのアレンジはお客様から教えていただいた物も多いんです。
リピーターのお客様が色々なアレンジを試してくださっていますの
――最後にご購入者さまへメッセージをお願いします。
松本:山形の四季を感じていただける、こだわりのピクルスです!
ぜひ、1つ1つ異なる味を楽しんでください!

beni.は、山形県の県花である「紅花」をシンボルに、山形の美味しい魅力を発信しているピクルスブランド。 山形に古くから伝わる在来野菜を未来の世代へとつなぐため、2019年5月に創業しました。 山形産の野菜やフルーツを、それぞれの素材に合わせて配合したオリジナルのピクルス液で漬け込み、お届けしています。
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